こだわりの表装
掛け軸の楽しみ

また、日本の美しい四季を「掛け軸」が尚一層引き立ててくれます。
季節ごとに掛け軸を架け替えるだけで気分も一新され、お部屋のイメージも華やいでくることでしょう。
和室を引き立ててくれるのも、台無しにするのも「掛け軸」次第といってもいいでしょうね。
特に大事なお客様のおもてなしや冠婚葬祭、桃の節句、端午の節句の行事にはそれに合った「掛け軸」を掛け、子ども達の成長を祝ったり、ご先祖様の供養をしますと心も引き締まる事でしょう。
季節に合った、行事に合った「掛け軸」とは・・・
季節の節目節目に合った「掛け軸」の一例です。- 1.お正月: 「日の出」、「鶴・亀」、「天神様」
- 2.桃の節句 :「お雛さま」、「桃」
- 3.端午の節句:「武者」、「鐘馗(しょうき)」・「鯉」・「兜」・「菖蒲」
- 4.お彼岸・法事: 「名号」、「観音様」、「十三仏」
- 5.結納・結婚式: 「高砂」、「鶴・亀」
- 6.出産: 「四君子」
- 7.開店・開業 :「七福神」、「日の出」、「赤富士」
- 8.おめでたい行事 :「蓬菜山」、「鶴・亀」、「山水富士」、「四君子」
掛け軸の保管について
1.「掛け軸」は「折れ」を嫌います
掛けたり、しまったりするときにくれぐれも落としたりして、「掛け軸」に「折れ」が入らないように丁寧に扱ってください。2.「掛け軸」は「掛けっぱなし」を嫌います
2ケ月も3ケ月も掛けっぱなしにしておくのは「掛け軸」を傷める原因になります。
また、掛けてある時はこまめに毛ばたきでほこりを払うといいでしょう。3.「掛け軸」は「湿気」を嫌います
湿気の多いところや反対にエアコンなどで乾燥しすぎたところに長く掛けておかないようにしましょう。
また、「掛け軸」の保存は湿気の少ないところに防虫剤の入った桐箱に入れて保存しておくのがいいでしょう。4.「掛け軸」は「しまいっぱなし」を嫌います
年に1~2回、春や秋の晴れた(乾燥した)日に虫干しするといいでしょう。
(2~3日、日陰で掛けておくだけで掛け軸の痛み具合は変わります)5.「掛け軸」は「窮屈」を嫌います
「掛け軸」をしまう時は、あまりきつく巻かないようにしてください。紐もゆるめに巻いておくといいでしょう。
※風帯(掛け軸の上部から垂れている2本の帯)は折り曲げて巻きましょう。
祝い額
結婚式、卒業式等、お祝い事の寄せ書きとして1つ1つ手作りでお作りします。掛け軸、祝い額の価格はお問い合わせください